特集
昭和の雰囲気漂う理容室
先代が六本木で「ミナト理容室」をオープンし、昭和30年に浜田山に移転。70年もの長期に渡り地元の方達の髪を整えてきたミナト理容室。現在は、２代目、３代目の代となり高齢のお客様も多く12:00〜15:00は高齢者、車椅子の方のための予約時間を作っているのだそうです。
昭和の雰囲気が漂うどこかほっとする入口に入っていくと、とても清潔感のある3台の散髪椅子と洗面台。もう、それだけで丁寧なお仕事をされているんだとわかります。年々、美容室は増加していますが理容室は減っていて、高井戸地区には35軒ほどしか残っていないそうです。
取材に伺っている時に1人のお客様が入って来ておもむろに、散髪椅子に座り、頭を前に倒して洗面台で洗髪。ふだん、美容室にしか行かない私には初めて見る光景にちょっと驚き！「だから椅子の前に洗面台があったのかー」。男性にとったら、当たり前の光景ですよねきっと！きさくで話しやすい店主さんとついついお話ししてしまいましたが技術力と共に優しい会話にも70年続いてきた秘訣があるように思いました。（fumin）
ミナト理容室
